コラム

コロナ禍で業績が悪化した企業とこれからの生き残り方とは?

2020-07-29

新型コロナがまた猛威を振るっています。

 

第二波といってもいいと思いますが、マスコミはまだ第二派という言葉を積極的には使っていないように思えます。

先日破綻したレナウンをはじめ、コロナによる倒産件数は増加の一途です。

 

また、僕は自分のスマホにニュースアプリをいくつか入れていますが、連日のように大企業の業績悪化のニュースが通知に上がってきます。

2020年7月29日時点ですが、ちょっとまとめてみました。

 

コロナ禍で業績が悪化している企業

 

日産はゴーン氏の規模拡大路線の変更に伴う損失と、新型コロナで自動車そのものが不振とのこと。

 

トヨタはまだ数字として出ていないですが、部品価格の値下げを関連企業に迫っているとのこと。

トヨタほど取引先が多い企業も少ないと思うので、影響度合いが大きそうです。

 

キャノンはオフィス閉鎖に伴う複合機需要の低下と、外出が減ったことによるデジカメ需要低下が原因のようです。

なお、キャノンはコロナ影響だけでなく、そもそも景気の減速でカメラやレーザープリンターの市場が縮小していたという事情もあるようです。

 

飲食業はやはりつらいですね。

吉野家だけでなく、はなまるうどんや、京樽も縮小だとか。

 

三越伊勢丹は、休業による痛手のようです。

人が集まることを前提とした業種はかなりつらいようです。

 

観光業と運輸は一蓮托生ですね。

この3か月、飛行機の席はガラガラだったと聞いています。

 

Yahoo!ニュース
JR東日本、赤字1553億円 過去最大、外出自粛響く 4~6月期(時事通信) - Yahoo!...
https://news.yahoo.co.jp/articles/eda24597d7735ead3bfef3ad05d16a1293fe3e7e
 JR東日本が30日発表した2020年4~6月期連結決算は、純損益が1553億円の赤字(前年同期は915億円の黒字)だった。四半期ベースの赤字額としては東日本大震災があった11年1~3月期の614億

ついにJRまでも。

東海道新幹線というドル箱路線を持っているJR東海ですら赤字。

 

上記は比較的大企業ですが、飲食店やホテル・旅館などはこのサイトが詳しいです。

 

「人が外出」することを前提としたビジネスは打撃

こうしてみると、もともと業績が悪化気味だった企業もありますが、「人が外出」することを前提としたビジネスが苦戦しています。

オフィス関連、飲食、百貨店に加え、観光やエンタメ、鉄道・バスあたりですね。

内部留保が多い体力のある企業はまだ元気のように見えますが、この秋以降はさらに業績が悪化したり、破綻が増えてきそうです。

 

このコロナ禍においては、やはり「リモート」というキーワードが重要になっており、僕のいるIT業界ではテレワーク案件が劇的に増えているのを実感しています。

一般企業ではテレワークは既に導入済みというところが多いと思いますが、中小企業や自治体はまだまだこれからです。

仕事もリモート、生活もリモートというのがこれからのスタンダードになっていくのでしょうか。

 

ビッグバン級のパラダイム・シフトが起ころうとしている

私は、産業構造においてビッグバン級の急激なパラダイム・シフトが起ころうとしていると認識しています。

これまではみんな外出してお金を使いにいくことが普通でしたが、ここが大きく変わると、既存の産業は大きく変化していくはずです。

どの企業も当然生き残りをかけて、業務改革や新技術の導入、それこそデジタル化などを進めていくと思いますが、産業構造が変わってしまうと今までの経験に基づいたやり方ではかなりきついと思います。

かといって、生き残れない産業を見捨てて、みんながリモートで、場所を選ばない職業にシフトできればよいのですがそうもいかないでしょう。

 

今後、どうなるか先の見えない構造変革が起きようとしています。

こういう不確実性(リスク)に対して対応するのがいわゆる「デジタル・トランスフォーメーション」で、その本質は「変化へのスピーディーな対応」なわけですが、早々にデジタル技術を取りいれてきたフットワークの軽い企業はまだ生き残っていけるのかもしれないな、と感じた次第です。

 

個人はどう生き残るのか?

企業もそうですが、我々個人はこの状況にどう向かい合い、どう生きていけばいいのかよくわからなくなっていますね。

 

新しい働き方へシフト

既にリモートで、自宅からでも仕事ができる人はそのままでいいと思いますが、料理人とか、バーテンダーとか、もちろん夜の街の接客業とかはどうすればいいのでしょうか。

今からブロガーやユーチューバーに転身しろって言われても難しいと思いますし。

個人は個人で、サラリーマンにせよ、飲食業、接客業にせよ、新しい商売の仕方を模索したり、新しい収入源をどうにか開拓し、新しい働き方にシフトしていく必要がありそうです。

 

2012年に出版された古い本ですが、もはや予言書というレベルですね。

通勤削減や、自己のブランド化など、新型コロナで昨今叫ばれていることが全部書かれています。

読みやすく、オススメです。

 

副業

サラリーマンだと副業も考えられますね。

大企業など副業を認めていない企業も多いですが、そういう企業は遅かれ早かれ優秀な人材が逃げていくのではないかと思います。

これまでの価値観をコロナが壊したとするなら、本業一本で食っていこうという考え方自体がもう破綻していると思いますし。

 

Webでの発信とマネタイズ

ブロガーやユーチューバーなど、Webを利用した情報発信と、それによるマネタイズが今後ますます盛り上がっていくはずです。

SNSやブログ、有料noteなどを利用した情報発信と、どのようにしたらそれを広く読んでもらえるかなど、ライティングやWebマーケティングの知識はますます必要になっていくのではと思います。

僕はブログをはじめようと決意して、まずこの本を読みました。

さすがプロブロガーやWebマーケティングのプロが書いた本らしく、読みやすい書き方でサクサク読めます。

何事も根気が大事だということがよくわかりました。

 

  • この記事を書いた人
ヤマダヒロタカ

ヤマダヒロタカ

インフラエンジニア/ITアーキテクト/プロジェクトマネージャ。 文系出身でIT未経験から2度の転職を経て、現在大手SIerにて技術系組織の部長を務める。インフラ技術を軸に最適なITアーキテクチャを提案することが責務。

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