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ミイダスの仕組みと特徴について解説!市場価値診断は本物か?【2020最新版】

2020-09-26

悩める人
悩める人
・ミイダスは市場価値を分析できると聞いたけど、本当?
・転職活動にミイダスを勧められたんだけど、どんな特徴やメリットがあるの?

この記事はこういった人のために書きました。

 

ヤマダといいます。

 

<プロフィール>
新卒でSES企業に入り、2度の転職を経て現在はSIerで部長職として働いています。
キャリアは20年で、C言語のプログラマーから、インフラ、ITアーキテクト、PMを務め、現在は業界調査や人材育成、採用面接も担当しています。
これまで、何百人ものITエンジニアと仕事を共に、数多くの転職希望者と採用面接を通じて接してきました。

 

IT業界での長年のキャリアと、過去の転職経験、現役の採用面接官として信頼性の高い情報を発信しています。

 

  • この記事でお伝えしたいこと
  • ミイダスとは
  • ミイダスの仕組み
  • ミイダスの3つの特徴
  • ミイダスを利用するメリットと賢い活用方法
  • ミイダスを利用するデメリット
  • ミイダスの評判と口コミ
  • ミイダスがオススメな人
  • ミイダス利用時の注意点

この記事では、ミイダスの仕組みや特徴、評判についてお話します。

 

結論から言うと、ミイダスは、20代・30代で、ゲーム感覚で自己分析や自分の市場価値の目安を知りたい方にオススメの転職サービスです。ただ企業との調整は全て自分で行う必要があるので、転職エージェントとの併用がオススメです!
ヤマダ
ヤマダ

 

現在、転職活動を考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

ミイダスとは?仕組みと特徴

【公式】https://miidas.jp

ミイダスは、「doda」を展開するパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が2015年11月にサービスを開始した、比較的新しい転職サービスです。

2019年4月にミイダスの事業部が分社化し、ミイダス株式会社として「ミイダス」を運営しています。

44万人が登録(毎月2万人登録)、法人15万社が利用しており、他の転職サービスとの大きな違いは、以下のような独自の仕組みを持っていることです。

 

  • 自分の市場価値(年収)を測定できる
  • そのデータを見た企業から面接確約付きのオファーが来る

 

スマホひとつで質問事項に答えていくだけで自分の市場価値を測定することができ、経歴や市場価値にマッチした企業からスカウトを受けることができます

 

ミイダスの仕組み

ミイダスは「ダイレクト・リクルーティング型」の転職サービスです。

ダイレクト・リクルーティングとは求人を出す企業自ら、人材を探して直接スカウトする採用方法のことです。

リクナビNEXTなどの転職サイトは企業が求人を出して応募を待つ「守りの採用」であることに対して、企業が人材を探し直接連絡を取り採用するダイレクト・リクルーティングは「攻めの採用」と言われています。

 

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ミイダスでは、ミイダスが持つ人材データベースに登録することで、企業の求人内容にマッチする人材に対して企業側から直接「面接に来ませんか?」とアプローチが来る仕組みになっています。

 

ミイダスの3つの特徴

次に、ミイダスならではの特徴についてお話します。

 

ココがポイント

  • 自分の市場価値が5分でわかる
  • 登録したデータを見た企業から面接確約付きのオファーが来る
  • 自分の内面を知ることができる

 

自分の市場価値が5分でわかる

ミイダスは「市場価値診断機能」を備えています。

画面に表示される質問に答えていくことで、自分の市場価値を測定することができます。

ここでいう市場価値とは、あなたのスキルや経験が「想定オファー年収」という形で示されます。

主な質問事項

  • プロフィール・学歴
  • 経験社歴
  • 現在の社名・業種・規模・雇用形態
  • 現在の年収・役職
  • 現在の職種と業務目標・成績
  • ビジネススキル
  • 持っている資格

 

この診断は約5分程度で終わります。

この市場価値の診断結果をもとに企業からのオファーが来る仕組みになっているため、ミイダスの肝となる機能です。

市場価値診断はスマホひとつでゲーム感覚で試してみることができます。もちろん、結果の年収が約束されるわけではないですが、自分の市場価値の「目安」を知ることで、極端に年収が低い企業を避けることができますよ。
ヤマダ
ヤマダ

無料の市場価値診断はスマホで5分

 

企業から「面接確約付き」のオファーが来る

ミイダスのもう一つの特徴は「面接を確約されたオファー」を受け取れることです。

つまり、オファーを受け取った時点で「書類選考通過」ということになります。

「市場価値診断機能」で、最後まで質問に答え終わると、あなたのスキル・経験が登録され、市場価値(想定オファー年収)に見合った企業・求人が自動でピックアップされます。

その中の企業があなたの診断結果をチェックして、求人とマッチした場合に「面接確約付きオファー」を受け取ることができるという仕組みです。

書類選考の過程を飛ばして、企業との面接から始めることができます。

履歴書や職務経歴書といった書類を作らなくてよいところが魅力的ですが、職務経歴書をアップロードして企業からオファーされる確率を上げることも可能です。

 

自分の内面を知ることができる

ミイダスでは、市場価値診断の他に、下記の2つの診断機能を備えており、全て無料で利用することができます。

 

  • コンピテンシー診断
  • パーソナリティ診断

 

コンピテンシー診断とは

画面に表示される設問の中から、自分に当てはまるものをチェックしていくだけで、下記のような自分の適性について予測することができます。

 

  • 適性が高い職種と適性が低い職種
  • 職務を遂行する上で必要とされる能力要素
  • マネジメント資質
  • 部下としてのあなたのタイプや、どういうタイプの上司と相性が良いか、悪いか
  • ストレスに感じやすい活動や条件、環境

 

所要時間は25分ほどかかりますが、自分がどのような資質を持っていて、どのような職種が向いているのかなど、自己分析の参考にすることができます。

「日本の人事部 HRアワード2019 プロフェッショナル人材採用・雇用部門」の最優秀賞を受賞した機能が無料で利用できるのは大きいメリットですね。

 

パーソナリティ診断とは

画面に表示される質問に答えていくだけで、下記について診断することができます。

 

  • 「生まれ持った個性」診断
  • 「今のコンディション」診断

「生まれ持った個性」診断では、「完璧主義者」や「芸術肌」など8つのタイプから自分のパーソナリティ特性がどれに当てはまるのかを診断できます。

「今のコンディション」診断では、「疲れ気味」「充実」など、8つのタイプから、経験や体験、環境によって変化する現在のあなたのコンディションを診断できます。

両方とも、診断結果に「良い・悪い」もありませんが、この診断機能では、「生まれ持った個性」の活かし方と陥りやすいクセへの対処法の解析と「今のコンディション」を向上させるためのアドバイスを受け取ることができます。

コンピテンシー診断同様に、転職活動に必須となる自己分析の参考にすることができます。

無料の市場価値診断はスマホで5分

 

ミイダスを利用するメリットと賢い活用方法

ITエンジニアがミイダスを利用するメリットと賢い活用方法についてお話します。

 

ココがおすすめ

  • 市場価値が最も高まったタイミングで転職活動ができる
  • 短い時間で効率良く転職活動を進められる

 

市場価値が最も高まったタイミングで転職活動ができる

ミイダスは、意中の企業があっても、自分から求人をチェックして応募することはできず、企業からのオファーを待つことが基本です。

企業をフォローすることでアクティブユーザーであることのアピールができ、企業側から認知されやすくすることはできますが、意中の企業からオファーが来ない場合は、それはまだその企業へ転職するベストなタイミングではないということです。

キャリアアップはタイミングが重要で、あなたの価値がその企業にとって最も高まったタイミングが転職すべきベストタイミングです。

そのちょうどよいタイミングを面接確約オファーという形で知らせてくれるというわけですね。

 

ただ、すぐにでも転職をしたい場合はいつまでもオファーを待っているわけにもいかないですよね。

意中の企業からオファーが来なくても、他の企業からオファーが来ることがあります。

つまり、あなたの市場価値を現時点で最も高いと評価してくれる企業がどれだけあるかを知ることができます。

面接が確約されていますので、なぜそれだけ高く評価を受けているか、面接を通して確認してみるのも良いでしょう。

たとえ意中の企業でなくても、あなたの価値を高く評価し、やりたい事と求人内容とマッチするなら、それはあなたにとって良い転職になるかもしれませんね。
ヤマダ
ヤマダ

 

短い時間で効率よく転職活動を進められる

ミイダスでは、職務経歴書、履歴書の作成、キャリアアドバイザとのカウンセリング等が不要です。

また、「市場価値診断機能」で、最後まで質問に答え終わると、あなたの市場価値(想定オファー年収)に見合った企業が自動でピックアップされます。

多くの方は求人選びの際、「自分に合う企業ってなんだろう?」と悩んでしまい、企業を絞ることに多くの時間をかけてしまいます。

しかし、ミイダスを使えば、初めから自分の市場価値に見合った求人だけを確認できるので、効率的に求人を探すことが可能です。

なお、上述しましたが、既に職務経歴書を作成した方は、職務経歴書をアップロードして企業からオファーされる確率を上げることも可能です。

転職活動には時間も労力もかかり、結構疲れます。書類作成や求人を探す手間を省けるのは大きなメリットです。
ヤマダ
ヤマダ

無料の市場価値診断はスマホで5分

 

ミイダスを利用するデメリット

ITエンジニアがミイダスを利用するデメリットについても知っておきましょう。

 

ココがダメ

  • 市場価値の算出方法が不透明
  • オファーの質が低いことがある
  • 企業との調整・交渉を自分で行う必要がある

 

市場価値の算出方法が不透明

市場価値診断を行うと「想定オファー年収」が表示されますが、実はあまり当てになりません。

自分の市場価値に見合ったオファーが来ることが特徴ではありますが、実際は想定オファー年収よりも低いオファーが多く来ます。

また、市場価値診断の中で「住んでいる地域」「年齢」「転職回数」などを操作すると100万くらいは簡単に変わってしまいます。

どのような算出ロジックかは明らかにされていませんが、年齢や住所などによって平均値を取ったりと比較的安易なロジックで算出していると考えられます。

僕も実際に試しましたが、想定オファーより低い年収のオファーが半数近くを占めていました。ただ、現在の年収を超えるオファーがあったことも事実ですので、ゲーム感覚で参考程度に考えておくのが良いでしょう
ヤマダ
ヤマダ

 

オファーの質が低いことがある

ミイダスは、実際に使ってみるとわかりますが、基本的に大企業が少なく、ベンチャー企業、中小企業の登録が多い印象です。

市場価値診断後、あなたのスキル・経験に見合った企業からオファーが届くようになりますが、中にはスキル・経験に全く関係のない質の低いオファーが届くことがあります。

 

明らかにミスマッチなオファー

ミイダスでは登録している志望業界・職種以外の求人など、明らかにミスマッチなオファーが送られてくることがあります。

僕の場合は、ITエンジニアの経験しか登録していないのに、コンビニのフランチャイズや土木作業員のオファーなど、関係ないオファーが全体の1割~2割を占めていました。
ヤマダ
ヤマダ

このように、そもそも求職者の少ない求人については、志望業界・志望職種を無視して一斉送信でオファーを送っていることが考えられます。

 

オファーの応募期限がないためブラック企業に当たるリスク

ミイダスのオファーには「面接確約期限」はありますが「応募期限」がありません。

面接確約が保証されないというだけで、応募自体はいつまでも可能です。

これはゆっくり企業を吟味するメリットがありますが、裏を返すと、「いつまでも人が集まらない」「人材不足が常態化している」企業・求人ということにもなります。

ITエンジニアの場合、希望した職種であっても、ロースキル案件ばかり扱う企業であったり、人材がすぐ辞めてしまうブラック企業ということが考えられますね。

 

質の低いオファーを避けるための対策

明らかにミスマッチなオファーや、ブラック企業など、質の悪い求人を避けるためのポイントをお伝えします。

 

  • 届いたオファーを希望条件でフィルタリングする
  • 転職会議など企業の口コミサービスを使って企業の評判を事前に確認する

 

まずは届いたオファーを「オファーを検索」画面から、勤務地・年収・職種・スキルなどでフィルタすることができます。

これで明らかにミスマッチなオファーは除外できます。

次に、ブラック企業やロースキル案件ばかり扱うような企業を避けるために、転職会議などの企業の口コミサービスを活用し、企業の評判をチェックしておきましょう。

悪い評判がないかどうか確認できれば、こうした質の低いオファーに引っかかってしまうリスクを減らすことができますよね。

 

企業との調整・交渉を自分で行う必要がある

これはミイダスに限らず、リクナビNEXTなどの転職サイトでも同じことが言えますが、オファーを受けて面接から入社までの調整・交渉をあなた自身で行う必要があります。

つまり、年収など待遇についても自分自身で交渉する必要があります。

オファーでは年収600万~700万となっていても、最もレンジの低い600万か、さらに低い額で決まってしまうケースも多く、交渉慣れしていないエンジニアは損をするケースもあります。
ヤマダ
ヤマダ

 

こうしたケースを避けるために、転職エージェントとの併用をオススメします。

転職エージェントは年収・待遇面などの面倒な交渉を一手に引き受けてくれる大きなメリットがあります。

転職エージェントには、総合型と特化型があります。

それぞれ特徴、得意な領域があるため、ITエンジニアの転職において複数の転職エージェントに登録する際は、総合型を1~2社、特化型を2社程度登録することをオススメします。

 

  • 総合型エージェント

総合型は大手の転職エージェントが多く、アドバイザの数や求人情報が多く、特に大手企業の求人が多いことが特徴です。

数多くの求人情報からじっくりと検討ができます。

特にリクルートエージェントは、業界No.1の求人数を誇る転職エージェントで、転職希望者は登録必須と言われているエージェントです。

詳しくはこの記事で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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  • 特化型エージェント

特化型エージェントは、その業界で実際に働いていたアドバイザが多く、業界知識が豊富で、どちらかというとベンチャー企業・スタートアップ企業の求人が多いことが特徴です。

また、即戦力を求められるケースが多く、未経験者や、経験が浅い方には少しハードルが高いと言えます。

転職サイトやミイダスのような転職サイト系のサービスだけでなく、転職エージェントを併用することで、年収・待遇面も含めて有利な転職をすることができますよ
ヤマダ
ヤマダ

 

ミイダスの評判と口コミ

ミイダスの口コミをまとめてみました。

ミイダスの特徴をメリットと捉えて利用している方が多い印象です。

また、登録者数が少ないこともあり、営業電話がかかってくることを良しとしないツイートもありました。

ダイレクト・リクルーティング自体が比較的新しいサービスなので、運営側がシェアを増やそうと躍起になっていると考えるのが自然かもしれないですね。

 

ミイダスのポジティブな評判・口コミ

 

ミイダスのネガティブな評判・口コミ

 

ミイダスがオススメな人

これまでお話してきた内容を踏まえ、ミイダスはこのような方にオススメです!

こんな方におすすめ

  • 本格的な転職活動は考えていないが、自分の強みや市場価値を分析したい方
  • 中小企業・ベンチャー企業を目指したい方
  • マイペースに転職活動を進めたい方
  • 短い時間で効率的に転職活動を行いたい方

無料の市場価値診断はスマホで5分

 

ミイダス利用時の注意点

ミイダスを利用する際に注意するべきことをお話します。

 

転職活動がバレないよう現職の企業はブロック!

まだ退職しておらず、現職の企業に勤めながら転職活動を行う方は、現職の企業から検索されないよう、企業をブロックすることができます。

今務めている企業に転職活動をしていることがバレてしまうと、引き留めにあったり、最悪の場合、評価やボーナスの査定を下げられてしまう可能性もあります。

退職してしまう社員にはあまりお金をかけたくありませんからね。

「設定を変更する」→「ブロック設定」から簡単に設定できるので、確実に設定して現職の企業をブロックしておきましょう。

規模の大きな企業に勤めている方は、子会社・グループ会社なども念のためブロックしておくと安心です。
ヤマダ
ヤマダ

 

まとめ

毎月2万人以上が新規登録する、ダイレクト・リクルーティング型の転職サービス、ミイダスの特徴や評判、口コミについてお話しましたが、いかがでしたでしょうか。

ダイレクト・リクルーティング型転職サービスのメリットは、求職者にとって効率よく転職活動を進められるところです。

ミイダスは、市場価値の測定や自己分析にも活用できますが、市場価値についてはあくまで「目安」と考えておくとよいでしょう。

目安であっても、あまりに低い年収の企業に転職してしまうことは避けられますからね。

また、質の悪い求人に引っかからないよう、企業研究も必要ということが挙げられます。

このように、使い方を誤らなければ大変お手軽に自己分析や転職活動そのものを進められる優良なサービスと言えます。

 

無料の市場価値診断はスマホで5分

 

  • この記事を書いた人

ヤマダヒロタカ

インフラエンジニア/ITアーキテクト/プロジェクトマネージャ。 SESのエンジニアから2度の転職を経て、現在某SIerにて技術系組織のマネージャーを務める。

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